ここでご説明する『地平線と水平線の瞑想』は、チャクラの考え方から自分の体の中に地平線または水平線があるとイメージすることで、自分の中の大地(地球)に属する部分と、空(宇宙)に属する部分のエナジーのバランスをとる、私オリジナルの瞑想法です。
エナジーワークをされていらっしゃる方はご存知と思いますが、下がチャクラの簡単な図解・説明になります。
イメージとしては、ちょうど体が半分大地に埋まっているか、海水や天然の温泉に浸かっている感じです。想像力豊かな方は、樹木になった自分やハワイのような南国に浮かぶ島になった自分をイメージしてみるのもいいでしょう。 この瞑想のポイントは、意識を体の地平線・水平線に集中すること。そして、大地と空、両方のエネルギーを感じ、第4チャクラ・ハートチャクラの付近でゆらゆらバランスをとりつつ、意識をゆだねることです。 人間をはじめ、万物には光と影の二つの部分があります。光の中に生きたいと願う人は多いけれど、自分の中の影の部分はどうしても拭い去ることはできません。この瞑想は、光か影のどちらかに片寄るのではなく、二つの要素を混在する人間という存在を、今一度、ひとつのものとして受け入れようという考えから生まれました。光は光のみでは存在しない。必ず同じように“尊重すべき影”の部分もあるのです。自分の中の光と闇、陰と陽を愛情を持って受け入れたとき、そこには強大なちからが生まれます。注意深くバランスをとりながらゆっくりとスパイラルを描くちから。それはヨガの思想やアルケミー、果ては物理学や万有引力など、すべての法則の基盤になっているように考えられてなりません。
この瞑想法で注目したいポイントは第4チャクラ下部、または第3チャクラと第4チャクラの境界線。下胸部からみぞおち上部付近。ここが私の考える体の中の地平線、または水平線です。
人間の体を大地と空、または海と空に照らし合わせてみましょう。第4チャクラの下部周辺を水平線と見たとき、第1から第3チャクラは地平線・水平線より下の部分、つまり地下または海水面下の部分に置き換えられ、第4チャクラの上部と第5から上のチャクラは地平線・水平線より上の部分、地上と空の部分に置き換えると考えてみましょう。
『ミラノ大聖堂』
ゴシック様式の建築物は、引力の法則を最大限に利用して大地へ向かう
グラウンディング(アーチ)と、天の高みへと登るボルテックス(尖塔)の融合か
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それではいよいよ、地平線と水平線の瞑想を実践してみましょう。
時間は15分くらいを目安にして、
アラームをセットしておくのをお勧めします。
ひとりでリラックスできるお部屋などで静かに腰を下ろし
(ソファーでくつろいでも横になっても大丈夫です)、
目を閉じて深呼吸を行ってください。
このとき、なるべくゆっくりと鼻で息を深く吸い込み、深く出すようにします。
慣れてきたら、みぞおちのあたりに意識を集中さてください。
宇宙からの息吹をみぞおちに溜め込み、
ここから地球に向かって吹き出す。
次は地球からの息吹をみぞおちに溜め込み、
ここから宇宙に向かって吹き出すようにイメージしてみましょう。
この深呼吸を10回行ってください。
リラックスしてきましたね。
では、瞑想を始めましょう。。。
*** 瞑想1~瞑想は初めてという方に***
実際に入浴しながら試してみてもいいですね。
地熱に暖められた地下水が、泉のように湧き上がってくる、
あたたかい、地球からの恵みを感じてください。
岩盤から湧き上がってくる温水に浸かりながら、
じんわりと体があたたまってゆきます。
大地からの恵みである地熱は、体の水平線下にまず伝わり、
そこからさらに、水平線よりも上の部分に伝わってゆきます。
全身がポカポカ温かくなるのを感じてください。
ゆらゆら波打つ、温水の流れを感じますね。
そのまま意識を体の水平線のあたりに集中させて、
水面下と、空のバランスをとります。
ぶれてもかまいません。
むしろそのゆらゆらを心地よく受け入れてください。
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もう一度深呼吸してください。いかがでしたでしょうか?
ご意見ご感想などお待ちしております。
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