バラバラの世界地図～BabylonMoons Spiritual Multi-Universe～: セフィロトの瞑想10.【Chokhmah】無限の可能性へ

★★★ 神様のWisdomをさがしに行く旅 ★★★

ジュダイズム・カバラのセフィロト（生命の木）を使っての瞑想

一つ一つのセフィラの扉を開けて、降ってきたWisdomとメッセージを

全11回シリーズでお送りします

天地創造の神様のWisdomをそのまま体現しているといわれるセフィロト。その一つ一つを訪ね、神秘の扉を開けることで、創造を行った時の神様の意思をほんの少しでも感じたり、同調することができるかも？今回のセフィロトの瞑想は、そんなちょっとした発想から生まれました。

セフィロトとその瞑想全般についての説明は、1. 『セフィロトの瞑想』ホーム＆第10セフィラ・マルクト（Malkuth）のリンクをご覧下さいね。

さて、残るセフィラはあと２つになりました。今回は最後の第１セフィラ・ケテール（Kether）である創造主（神）のお膝元にいたる一歩手前、第２セフィラ・コクマー（Chokhmah）の瞑想です。

http://www.motivatoren.de/enneagramm-symbolherkunft.htmより拝借

こちらの図はWikipediaより拝借

コクマー（Chokhmah）：智慧

智慧、はじまり、直感、洞察、灰色
Name of God（神の名） = Yah
Divine Image/ God's Image (B'Tzelem Elohim)
Koach (Potential・可能性) & Ma (What is) = "Potential of What is" "Potential to be"
右目・右脳
ChokhmahはKeterとその他のセフィラとの間をつなぐ最初のステップ
他のセフィラを通して神の原点・永遠普遍そのものである『エイン・ソフ（アイン･ソフ）』（セルフ・マニフェステーションする以前の神）の意志を受け止め、その下のセフィロト（創造の過程）へと送り出すチャネル
『智慧なくして始まりはない』（Arthur Green. "A guide to the Zohar"）
クリエイションの途中に発現した意識的な知性
Keterが『空・無』であるのに対して、Chokhmarは初めに認められる『有』
『智慧は無から生まれた』("Book of Job")
境界線の存在しない永遠の空間のため、人の心はそれを捕まえることができない～『畏れ』の発現の原点
『神への畏れを注視することこそがWisdom（智慧）であり、邪悪からの出立こそがUnderstanding（理解）である』（”Book of Job’）
はじめに『普遍の光』が曖昧で無定義な空間にあらわれた-->そしてChokhmarが無から出現した（Job 28:12, see Zohar II, 121a, Zohar III, 290a, commentaries）

Chokhmahは”すべて”を包含するにもかかわらず、
Bihahにより形を整えられるまでは理解されることはありません。

つまり智慧が混沌に渦巻くような空間で、ビナーによって整理される前の貯蔵庫、
言うなればラベルのない本が山積みになった、
アカシックレコード図書館の裏書庫ようなものなのかもしれませんね。

【コクマー（Chokhmah）の瞑想】
アラームを15分後にセットします。
静かな場所でリラックスできる姿勢になり、ゆっくりと深呼吸を10回してください。

（以下のスクリプトをゆっくり読みながら、瞑想状態に入りましょう。）

前回のビナーの瞑想の感覚を思い出して。。。

ビナーで私たちは、創造主の意図と、宇宙の法則を知りました。
ビナーが系統だった物事の理解だったのだとすれば、
コクマーはそれが整理される以前の、
永遠普遍に続く、見渡す限りの智慧の海です。

その海には限界が存在せず、すべての可能性があふれんばかりに詰まっている。

生命、意識、進化、エナジー。
すべてが方向を定める前の状態で、ただそこに在る。

ただそれが理解・認識されていないために、
存在しているにもかかわらず、有は無と同然の状態なのです。

さあ、用意はいいですか？
コクマーの海へ飛び込みましょう。

コクマー（Chokhmah・智慧）

それは、無の中に突然出現した有。
創造主（神）の創造の過程のはじまりです。

感じること、見えるものは人それぞれ違っていい。
ただ、入ってくるものをそのままに。

そのままアラームがなるまで、
ゆっくりと無尽蔵のエナジーの空間を漂ってください。。。

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この日、私がChokhmahから受け取ったメッセージはこんな感じでした。

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扉を開けると、そこは光の洪水だった。

なんなんだろう、これは？

そしてEin-sofは言った。

”今　入ってきた　無の中に突然Emergeした
お前自身がChokhmahだ”　と

無の中にあらわれる有

まずはじめに『智慧』が生まれた。

例えるとすれば
コンピューター言語の基本である０と１の関係のように
すべては０か１か、なのだろう

形あるものはすべて１であって
ひとつの『智慧』であって
それは同時にひとつひとつの完全体でもある

では自分に湧き上がってくる不完全さや不安は？
人の世を欠乏感に落とし入れる
その空しい想いはどこから来るの？

人は集合した１（完全体）どうしを足し算掛け算することで
100にも1000にもなろうとする

独占欲
他人の１を自らのものにしたいという衝動
それはただの欲・エゴでしかない

本当の完全・Abundanceとは、ただ『１』なのだ
自分が１であり、ひとつの智慧であり、
そのままで完全体であることを解せよ

智慧は成長する
１は１のまま、１の中で成長する

そしてすべては完全のまま
進化しながら永遠に続いてゆくのだ

他の固体の１に惑わされるな
それらを比べる外的な物差しに惑わされるな

もしこれまでとは違った自分
つまり違った色や形の１になりたいと願うのなら
進化するちからを使え

Malkuthへ行き、そのちからを根本から得、
そして自分が思い描く『自分＝１』を呼び込むこと

間違えてはいけない
理想の”状況”ではなく、
『自分』を呼び込み、自ら創るのだ

自己の１を根本から変えることができるのは
内側にいる、当の自分だけである

確かに他から影響を受けたり与えたりすることは
波動によって可能であろうが

波動を使うのなら、波動に対して
『自分』を開くことが必要なのだ

波動が『自分』の内に浸透するすることや
波動に自分を引き上げてもらうことも同じ

無から智慧が生まれる
無尽蔵の智慧は、理解・認識されることを待ちつつ
永遠にそこに存在している

それがはじまり
はじまりは、すべての可能性

そこには実はLimitは無い
Limitをつくる殻が存在しない

制限（殻）をつくっているのは
自分の心（理解力）というフィルターである

限界は無い
在り得ない

あなたはすべてだから

あなたが一個人として完全であることが
そう認識することが
私（永遠）と繋がる証

個の中で、フィルターである限界に挑戦したものだけが得られる報酬

はじまりとは
Chokhmah（Wisdom・智慧）とは

私（自分）であり、あなた（他人）であり
永遠（神）そのもののトリニティ（三位一体）なのだ

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【『セフィロトの瞑想』11回シリーズへのリンク】