2014年8月22日金曜日

セフィロトの瞑想1.【Malkuth】今この瞬間にあるアバンダンス

★★★ 神様のWisdomをさがしに行く旅 ★★★
ジュダイズム・カバラのセフィロト(生命の木)を使っての瞑想
一つ一つのセフィラの扉を開けて、降ってきたWisdomとメッセージを
全11回シリーズでお送りします

【セフィロト(生命の木)とは?】
セフィロト(Sefirot・生命の木・Tree of Life)とは、ユダヤ教・イスラム教・キリスト教の聖典、旧約聖書の創世記の中に出てくる、エデンの園の中心に植えられた木のこと。その実を食べると永遠の命を授かるとも言われていました。

今回の瞑想のタイトルになっているセフィロトは、とくにジュダイズム(ユダヤ教)における神秘思想カバラの教えのなかに出てくる生命の木で、『セフィロトの樹』とも呼ばれ、幾何学的な下のような図で表されています。ジュダイズムのなかのセフィロトは、創造神といわれるEin Sof(Ain Sof)が自身のマニフェストを確立し、天地創造を行ったときに通った道と一つ一つのポイントである10のセフィラ(Sefira)から成り立っています。

天地創造の神様のWisdomをそのまま体現しているといわれるセフィロト。その一つ一つを訪ね、神秘の扉を開けることで、創造を行った時の神様の意思をほんの少しでも感じたり、同調することができるかも?今回のセフィロトの瞑想は、そんなちょっとした発想から生まれました。

http://www.motivatoren.de/enneagramm-symbolherkunft.htmより拝借
簡単にセフィロトの構成を説明をしますね。

まず上図のセフィロトを縦に割ってみると、3つの柱がありますね。
この3つの柱のうち、Keter を頂とする中心の柱はPillar of Compassion。ヘブライ語のAlef(The Breath)Airのエレメントを表しています。
Chokhmah(Hochma)を頂に持つ右の柱はPillar of Mercyとも呼ばれ、Fireのエレメントを司り、ヘブライ語のShin、男性的要素を表しています。
Binahを頂に持つ左側の柱はPillar of Severity。Waterのエレメントを司り、ヘブライ語のMem、女性的要素を表しています。

それぞれのセフィラには天地創造の過程で神様が通った道すじを表す意味があり、第1セフィラのKeter(Crown)を起点として、右から左に雷が通り抜けるようにジグザグに進み、第10セフィラMalkuth(Kingdom)に到達、これで天地の創造が完了するのです。

また、上の図では『空き』になっているChochmah、Binah、Chesed、Gevurahに囲まれたエリアには、Da'atと呼ばれるAbyss、つまり底なしのブラックホールがあります。下の図はウィキペディアからの拝借ですが、このDa'atはカバラの研究者・カバリストたちによって解釈は様々で、一般的に10のセフィラには含まれないと見られているようです。カバリストの間では、Keterの代わりにDa'atが木の頂上に表されることもあります。

【セフィロトの瞑想】
セフィロトをベースにした瞑想は今までにも試みられていらっしゃる方々がおられるようですが、このブログでの瞑想法は私のオリジナルです。始める前にちょっとご説明しますね。

各セフィラの読み方や訳、アルファベット表記は文献や翻訳されている国により様々なのですが、今回行ったセフィロトの瞑想では、基本的にユダヤ人の友人の実際の発音と、英文のWikipediaのタイトルで使われている表記を使用させていただきました。また、Da'at(Abyss)も第3セフィラBinahと第4セフィラのChesedとの間の道筋に含めて考えています。

神様の天地創造のWisdomをさがしに行く旅であるセフィロトの瞑想では、神様が降りてきた道とは反対に、私たちの今生きている地球上の世界、つまり第10セフィラのMalkuthから始まって、Ein Sof のお膝元、第1セフィラのKeterへと登ってゆく巡礼の旅。全部で11回シリーズです。

私はなんと1ヶ月かけてようやくKeterまでたどり着きました~。そしてこの情報を寝かせてまとめるまでにさらに2ヶ月。かなりのゆっくりペースですが、いまだにときどき、ふとしたときにメッセージが降りてくることがあるので、ノートは必携です。

みなさんも、時間はいくらかかってもいいのです。ゆっくりじっくり時間をかけて、巡ってみてください。みなさんがこの瞑想から何かを得ることができて、そして情報をシェアしていただけたらとても嬉しいです。

このまるで巡礼みたいな瞑想の旅は、地図であるセフィロトの樹の図形と、必要最低限のセフィラの知識(瞑想に入る前にちゃちゃっとおさらいします♪)さえあればどなたでも参加することができます。あとは自分のイマジネーションと、瞑想のなかで聞こえたもの、感じたことをただありのままに受け入れるだけ。ふっと浮かんできたことを後で読み返せるように、ノートをとっておくのもオススメです。

このブログで私がチャネリングして書いている内容は、ときにカバラの文献に出てくる内容や解釈とはそぐわない点があると思いますが、それは私自身、あなた自身がどう解釈するか、どう理解するかによって人それぞれ違うもの。どう感じるかに正しい答えはないのです。だから正式な文献と思いっきり外れていても、どうぞご容赦くださいね。(反対に、知識がなくても文献にそった内容のメッセージが受け取れたら、ちょっと嬉しくなっちゃいますね。そんなところもお楽しみのひとつなのです~。)

以下が『セフィロトの瞑想』11回シリーズのコンテンツです:
  1. 第10セフィラ・マルクト(Malkuth)~Kingdom
  2. 第9セフィラ・イェソド(Yesod)~Experience
  3. 第8セフィラ・ホド(Hod)~Majesty
  4. 第7セフィラ・ネツァク(Netzach)~Perpetuate
  5. 第6セフィラ・ティフェレト(Tiferet)~Spirituality
  6. 第5セフィラ・ゲヴラー(Gevurah)~Judgement
  7. 第4セフィラ・チェセド(Chesed)~Mercy
  8. ダアト(Da'at)~Abyss
  9. 第3セフィラ・ビナー(Binah)~Understanding
  10. 第2セフィラ・コクマー(Chokhmah)~Wisdom
  11. 第1セフィラ・ケテール(Keter)~Crown

【第10セフィラ・マルクト(Malkuth)の瞑想】
アラームを15分後にセットします。
静かな場所でリラックスできる姿勢になり、ゆっくりと深呼吸を10回してください。

それでは、地球上にあるすべての物質とそれを感じる肉体の感覚、Sense・Atomの王国へ入って行きましょう。(以下のスクリプトをゆっくり読みながら、瞑想状態に入りましょう。)

Malkuth(マクルト)=
Kingdom(王国)、Sense(感覚)、Atom Kingdom(アトム・原子の王国)、Five Physical Senses(身体の五感機能)、Material Universe(物質宇宙)。

これらの言葉から響いてくるものに思いをめぐらしてみましょう。

それは地球上にある全てのもの、あなたを取り囲むこの世界です。世界はあなたがどう感じるかによって、見えてくるものも違ってきます。そしてたとえあなたには見えていなくても、この世界は完璧な法則とアバンダンスの中に存在しているのです。

地球の物質世界を形作っているのは小さな粒子。ここはAtomの王国。そしてひとつひとつの原子の集まりである私たちは、同じように原子の集まりである他の全ての物質たちと同等です。

身体の中にある、あなたを形作っている一つ一つの細胞やその元になるAtomを感じてください。それがあなたの『物質的な』存在なのです。

モノとそれを感知する感覚が満ち溢れる物質界。それらの根本はすべて波動です。Atomがひしめき合って振動することで、この物質界はつくられています。

あなたの目の前にあるたとえば一本の樹木から、どんどん小さい組織へ、細胞へ、そして細胞の一つ一つをつくり上げている原子の中に入っていくイメージをふくらませましょう。

それはAbundance。すべてのものが満ち満ちています。あなたの周りにあるあふれんばかりの光とその躍動を感じてください。

あなたの目の前に、Atomの王国へと続くドアがあります。
さあ、Atomの王国へ続くドアを開けましょう。

何が見えますか?何を感じますか?

感じること、見えるものは人それぞれ違っていい。ただ、入ってくるものをそのままに受け止めてください。

そのままアラームがなるまで、ゆっくりとAtomの王国の中を漂いましょう。。。


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この日、私がMalkhutから受け取ったメッセージはこんな感じ。

過去の記憶にめぐり合った?
そんな素敵な想いあふれる瞑想でした。

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激流。

それは色であり、光であり、におい。
風の手触り
そして、心地よい音色

人々のざわめき
鐘の音。

メスキータ(スペインの古都コルドバにある寺院)での礼拝の時刻
むせ返るような、夏の太陽のにおい。

私は過去にコルドバにいたことがあったのだね。

この照りつける太陽を感じることが、またできるなんて。
午後の穏やかな時間、シエスタ。

裏手の庭へと続く回廊。
ツタの絡まった緑のトンネルの小道から
石造りのアーチの門を抜けると、
そこは開かれた牧草地。

知っている。
愛している。
この世界のすべてを。

鮮やかな陽光と、地平線まで続くひまわり畑。
羊の群れ。

どうか。
どうか、この想いは永遠に。

未来にいる、あなたのも元へと届きますように。
いつまでも届き続けますように。

Amen...

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もし、なかなか瞑想状態に入れない、イメージがわかない。。。などございましたら、お気軽に右上の『Contact Me』タブからE-mailくださいね。こんなものが見えたよ~という情報もぜひシェアください。みなさまからのご感想をお待ちしております。


【『セフィロトの瞑想』11回シリーズへのリンク】
  1. 『セフィロトの瞑想』ホーム&
  2. 第9セフィラ・イェソド(Yesod)DNAの記憶・魂の原点
  3. 第8セフィラ・ホド(Hod)〜我が王国を統べる者
  4. 第7セフィラ・ネツァク(Netzach)~永遠の途中で
  5. 第6セフィラ・ティフェレト(Tiferet)~ハイヤーセルフへの到達
  6. 第5セフィラ・ゲヴラー(Gevurah)~最後の審判
  7. 第4セフィラ・チェセド(Chesed)~愛・破壊と再生
  8. ダアト(Da'at)~Abyss・混沌のアカシックレコード
  9. 第3セフィラ・ビナー(Binah)~宇宙の7つの法則
  10. 第2セフィラ・コクマー(Chokhmah)~無限の可能性へ
  11. 第1セフィラ・ケテール(Keter)~Crown
 BabylonMoons
~Love & Blessings for you~

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