2014年11月26日水曜日

セフィロトの瞑想６.【Gevurah】最後の審判

★★★ 神様のWisdomをさがしに行く旅 ★★★
ジュダイズム・カバラのセフィロト（生命の木）を使っての瞑想
一つ一つのセフィラの扉を開けて、降ってきたWisdomとメッセージを
全11回シリーズでお送りします

天 地創造の神様のWisdomをそのまま体現しているといわれるセフィロト。その一つ一つを訪ね、神秘の扉を開けることで、創造を行った時の神様の意思をほ んの少しでも感じたり、同調することができるかも？今回のセフィロトの瞑想は、そんなちょっとした発想から生まれました。

セフィロトとその瞑想全般についての説明は、1. 『セフィロトの瞑想』ホーム＆第10セフィラ・マルクト（Malkuth）のリンクをご覧下さいね。

さて、今回は第５セフィラ・ゲヴラー（Gevurah）の瞑想です。

http://www.motivatoren.de/enneagramm-symbolherkunft.htmより拝借

こちらの図はWikipediaより拝借

ゲヴラー（Gevurah）＝
Judgement, Limitation, Strength=Gabriel, 5=Great Fire of God, Punishing, Judging Humanity, Justice, Gevurah⇔Chesed.
裁き、制限、強さ＝ガブリエル、５＝神の偉大なる炎、罰、人間性の判断基準、正義、チェセド（慈愛）と対を成すもの。

セフィロトの図を見ると、ゲヴラーとチェセドはハイヤーセルフであるティフェレトの斜め上、そしてダアトへと続く位置にあります。ダアトはアビス・底無しの穴、または混沌といわれ、カバラの研究家であるカバリストたちの間では、頂点にあるケテール（王冠）、神に一番近いセフィラと置き換えて提唱する者もいるようです。その考え方によると、セフィロトの頂点にはケテールのかわりにダアトがくるわけですね。

さて、そのようにセフィロトの中で重要な位置を占めるダアトに続く道に位置する二つのセフィラ、ゲヴラーとチェセドは、それぞれ神の裁き・神の慈愛を司ります。

つまりこれは天への門、最後の審判と神の裁きを通過したものが受ける慈愛というプロセスを表しているのです。

その先である天界へ入るための禊ぎ（みそぎ）、またはセキュリティチェックとでもいいましょうか。いずれにせよ、ここを通らなければ、その上の天へは行くことはできない。

さあ、準備はいいですか？
天へと続く門、まずはゲヴラーの神殿の扉をたたきましょう。


【第５セフィラ・（Gevurah）の瞑想】
アラームを15分後にセットします。
静かな場所でリラックスできる姿勢になり、ゆっくりと深呼吸を10回してください。

（以下のスクリプトをゆっくり読みながら、瞑想状態に入りましょう。）

前回のティフェレトの瞑想の感覚を思い出して。。。


十分にティフェレトの気と星空からのエナジーをを吸い込んでください。
体中が美しい愛の光に満たされてゆきますね。

光に満たされたあなたの身体はそのままゆっくりと宙を舞い、
いくつもの星雲を超えて飛んでゆきます。

星雲の彼方に何かが見えてきました。

そびえ立つ、巨大な黒と白の神殿。

あなたの身体は左側の黒い神殿へと引き寄せられてゆきます。
ゲヴラーの黒い神殿です。

重厚な素材でできた大きな扉の前につきました。
深呼吸をしましょう。

ここは天界への最初の門。
扉に手を当てて。
さあ、扉を開けますよ。

ゲヴラー（Gevurah）＝
Judgement, Limitation, Strength=Gabriel, 5=Great Fire of God, Punishing, Judging Humanity, Justice, Gevurah⇔Chesed.
裁き、制限、強さ＝ガブリエル、５＝神の偉大なる炎、罰、人間性の判断基準、正義、チェセド（慈愛）と対を成すもの。
あなたはそこで何を知るのでしょうか？

重い扉がギィーっと音を立てて開きます。
そこから一歩、二歩、ゲヴラーの空間へと足を踏み出しましょう。

ハイヤーセルフの光で身体を満たされたあなたが今、神の領域であるゲブラーの空間へ入って行きます。

流れ込んでくる情報や感覚を、ただ素直に受け止めてください。
何が見えますか？何を感じますか？

感じること、見えるものは人それぞれ違っていい。ただ、入ってくるものをそのままに。

そのままアラームがなるまで、ゆっくりと感覚の海の中を漂いましょう。。。

***************

この日、私がGevurahから受け取ったメッセージはこんな感じでした。

***************

ゲヴラー（Gevurah）＝
Judgement, Limitation, Strength=Gabriel, 5=Great Fire of God, Punishing, Judging Humanity, Justice, Gevurah⇔Chesed.
裁き、制限、強さ＝ガブリエル、５＝神の偉大なる炎、罰、人間性の判断基準、正義、チェセド（慈愛）と対を成すもの。

その神殿は二翼になっている
神の御元へと続く
ひとつめは黒い神殿

その扉を守護する
左はGevurah

暗くつめたい石の回廊
松明の火に照らされた神殿の奥には
巨大な石の神像

全身に鎧をまとい
地面に刺したむき出しの剣の柄を
しっかりと両手で握って
さながら門番のゴーレムのように
微動だにせず立っている

醸し出す威厳と、緊張感
緊迫感

そして、畏怖

巨大な石の神像は明らかに生命を持ち
来たるべき裁きの時を
ただ待っている

張りつめた空気
かといって突っぱねるわけではない

しかし明らかに近寄りがたく
それでいて畏敬の念を抱かずにいられない

そう、懐かしい古本の書庫のにおいのような
古い寺院の奥にひっそりと飾られた
巨大な仁王像のような。。。

人はGevurahの前では
すべてをSurrenderせずにはいられない

それほどに絶対的で圧倒的な威圧感
何も語りはしない
重圧と沈黙

（でもそれもなぜか心地よい）
（動き出したら逆に怖すぎるっ）

ただその時を待っているのか
私はこうして立っているだけで
実は裁かれているのか？
試されているのか？

ああそうか
自分を裁くのは自分自身の心なのだ

疚しい想いがあるのなら
とてもこの重圧
Gevurahとは対峙できない

これはそうやって心に刺さってくる
問いかけてくる

言葉ではなく
その空気が

私の内にある『神の裁き』
自身のGevurahを発動させるのだ


***************
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【『セフィロトの瞑想』11回シリーズへのリンク】
  1. 『セフィロトの瞑想』ホーム＆
  2. 第9セフィラ・イェソド（Yesod）～DNAの記憶・魂の原点
  3. 第8セフィラ・ホド（Hod）〜我が王国を統べる者
  4. 第7セフィラ・ネツァク（Netzach）～永遠の途中で
  5. 第6セフィラ・ティフェレト（Tiferet）～ハイヤーセルフへの到達
  6. 第5セフィラ・ゲヴラー（Gevurah）～最後の審判【You are Here!】
  7. 第4セフィラ・チェセド（Chesed）～愛・破壊と再生
  8. ダアト（Da'at）～Abyss・混沌のアカシックレコード
  9. 第3セフィラ・ビナー（Binah）～宇宙の７つの法則
  10. 第2セフィラ・コクマー（Chokhmah）～無限の可能性へ
  11. 第1セフィラ・ケテール（Keter）～Crown
 BabylonMoons
～Love & Blessings for you～

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