フリーウェイ沿いの道に、
樹齢100年近いと思われる、立派な大樹があります。
フリーウェイの完成が1960年代ということなので、
おそらくそれ以前からそこにあったのでしょう。
神気、というと大袈裟ですが、
こういった大樹のそばに行くと、私は必ずと言っていいほど、
畏怖というか、ゾクゾクとした感じに襲われます。
この木も例外にもれずで、できれば一人の時にそばを通りたくない
と正直思うほどの気を発していました。
そんなある日、この木をイメージしてメディテーションしてみたのですが、
意外にもすんなりコンタクトできてきまったんですね。
大樹はなんと、フリーウェイができる以前の記憶を見せてくれたのでした。
それはもう、牧歌的イメージで、
畑や農場が広がり、視界を遮るような高い建物もなく、
近所にあるもう一つの老木が、まだ低い若木として存在していました。
懐かしい思いみたいなものも感じられます。
そしてその木が言う(?)のです。
『切り倒されるのも運命。我らは受け入れるだけ。』
しばらくしてフリーウェイの拡張工事が始まり、
その道の街路樹達は伐採されることになりました。
しかし、運良く伐採を免れたこの大樹は、
今日も風に葉を揺らして立っています。
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BabylonMoons
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